このケースでは、夫の死後、住宅ローンは完済扱いになったものの、妻の精神が崩壊してしまったというケースです。
まあ、住宅ローンを完済した後に、直ぐに婚活に動いて、新たな旦那さんと新婚生活を始められる位の図太い精神の女性ならば、こんな事態には至らなかったのだろう。
しかし、この遺族の奥さんは、精神が繊細過ぎたようだ。また、今まで贅沢を知らない人が、いきなり数千万円という超大金を受け取ってしまったが故に、急に浪費し出したということは、やはり[大金慣れ]していない人が大金を得ると、ろくでもない使い方をしてしまうという、よき反面教師の事例ですね。
故に、過去に少しでも贅沢して、その結果、痛い目に遭ったことがあれば、この大金を得ても、多少は慎重に使ったと思われる。
私の事例で言えば、私は過去に六万円もするルイ・ヴィトンの財布二つと、ダンヒルの55000円の財布を買ったことがあったが、そのせいで、貧乏に拍車がかかってしまった。
故に、今は数千円のイオンで購入した可愛らしい女性もののピンクの財布を使用している。これでいい、と、今の私は思えている。故に、これで納得だ。
車も、二十歳の頃は、アストンマーチンとか欲しいなぁ~、とか思っていた。その時に、実際に宝くじで一億円が当選してしまっていたら、実際に高級車を購入してしまっていたかもしれない。その時、既にマツダのデミオに乗っていたが、それを売り払って、数千万円の高級車を買うとかいう、馬鹿な真似をしていたかもしれない。
しかし、今の私が仮に一億円を得たとしても、もうそんな車は欲しくはない。人生において、色々な金欠が原因の嫌な思いをしてきたし、今、軽自動車に乗っているのだが、これで今のところ十分だと思えているから。
家族が出来たら、ステップワゴンとかフリードとかの、大衆車を買います。それでいい、と思えているから。
この事例の奥さんみたいに、既に必要十分な家具類があったにも関わらず、それらを処分し、代わりにイタリア製の高級家具を購入するような愚行は、俺はしない。
人生、程々がいいと思います。安物買いの銭失いというけれど、それはとんでもなく安い買い物にのみ当てはまる言葉であり、大抵のものは、そこそこの値段さえ出せば、それで必要十分なのだから。
バッグにしても、ショッピングモールで売っている2980円のバッグで十分です。なにも、ルイ・ヴィトンの35万円位するバッグなんて、不要なのです。