死にたい人へのメッセージ(動)

自殺防止のメッセージ集(映像)

自殺の事例から学ぶ⑤生命保険金目当てで自殺したケース

 

 この事例では、死んだ男と、保険金を受け取った女との関係は書かれてはいないので、分からない。しかし、女の為に死んであげるというからには、相当深い関係だったのだと思う。

 

 しかし、これは遥か昔の話であり、現代でこの話の真似をしても、生命保険金は下りないと思う。なぜなら、生命保険金狙いの自死が頻発したが故に、生命保険会社も対策をしたからだ。

 

 故に、今の時代、あからさまな自殺と分かる死に方では、生命保険金は下りないであろう。事故死に見せかけて、尚且つ、生命保険会社も警察も欺けられれば可能かもしれないが。

 

 しかし、そもそも、いくら大切な相手の為とはいえ(中には脅されて死んだ人もいるだろうが)、自分の命を捨ててまで、その人を助ける意味は、果たしてあるのだろうか?

 

 このケースでも、問題は、大して収入も預貯金もない中年の女が、身の丈を超えて猫を多頭飼育していたのが原因である。しかも、餌も、マグロの刺身を与えていたという。

 

 金が無いのならば、安物のキャットフードでいいに決まっている。猫の方も、案外、そっちの方が美味しいと思っているかもしれないし。キャットフードの方が栄養バランスがしっかりと考慮されているから。

 

 とにかく、金は大切にしましょう。清原和博さんとか、小室哲哉さんみたいに、何十億円もの資産があっても、スッカラカンになるまで浪費してしまう人もいるのだから。

 

 人間、慎ましく生きる分には、そんなに金はかからないものだから。