死にたい人へのメッセージ(動)

自殺防止のメッセージ集(動画)

自殺の事例から学ぶ④マンションで飛び降り自殺したケース

 この事例では、同じマンションの住民の大黒柱の旦那さんが、自分の家がある階からだと、ちと高さが足りないという判断から、より上の階から飛び降りてしまったケースです。

 

 しかも、事前に下見していた時に、その階の住民に目撃されてしまっているし・・・。まあ、その人も、まさかそのただずむ人を見て、まさか死のうとしているなんて、思わないであろうし、たとえチラッと思ったとしても、飛び降りる動作をしない限りは、なかなか、声を掛け辛い。

 

 だって、声を掛けて、もしも全然違う目的でそこに居たとしたら、真顔で[何言ってるんだ、コイツは?]という反応をされてしまうからな。

 

 とにかく、分譲マンションというのは、集合住宅であるが故に、赤の他人様も多数住んでいらっしゃる。そこには資産価値というのもあるのだ。

 

 不幸な出来事があって資産価値が減少した後に、格安価格で売れ残った部屋を購入した家族と、バカ高い価格の時に買ってしまった家族がいたとしたら、確実に軋轢が生じるだろう。それ程に、お金の問題というのは、人の関係にヒビを入れることになる。

 

 お金に関することのトラブルは沢山あるし、お金の恨みは凄まじいことになりかねない。しかし、少額ならば問題はない。誰も、うまい棒めんたい味一本を失ったからといって、喚き散らすような人はいないだろう。たったの10円だし。

 

 でも、マンションというのは、何千万円もの買い物であり、高い物件ならば、億越えするような物件もあるのだから、そこは、たとえ死ぬ気であっても、集合住宅では絶対にしてはならない。

 

 たとえ賃貸物件だとしても、それはそれで、他の入居者が気持ち悪がって続々と出て行ってしまったり、次の入居者が中々決まらなかったりするので、大家さんにとっても、他の住民にとっても大迷惑をかけることになる。

 

 当然、そこには補償問題も出て来る。残された遺族はたまったものではない。たとえ遺族になる人々に復讐したい気持ちがあったとしても、それはしてはならない。

 

 まあ、とにかく、普通に生き続けてください。